多摩のまちとひとをつないでいく

けやき出版

自費出版

tamagawa-sizen

多摩川自然めぐり

著者 藤原裕二
価格 本体1,500円
タイプ A5判 240頁
発行日 2012年5月11日
ISBN 978-4877514655

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東京近くにも美しい自然があり、たくさんの生き物が棲んでいる。多様な緑と水のある風景は美しく、そこに棲む生き物との出会いは、大きな感動と生きる素晴らしさを与えてくれる。

この旅のはじまりは、好きだった釣りやバードウォッチングでの魚や鳥たちとの出会いだった。

これらの出会いで知ったのは、自然環境には様々な植物や動物が棲み、ともに関係しあって生きているということだ。食べる・食べられる、栄養分を出し・授かる、巣を与え・棲む、空気を換え・吸う。生き物は関係しあっている。その中に人間がいて、食べ物や水、空気などによって生きている。薬でさえ自然環境からつくられる。

このめぐり旅の前はほとんど知らなかったが、東京近くには驚くほど多様な生き物の世界が広がっているのだ。同時に、その生き物の棲む自然環境の破壊もいくつか見てきた。天然林が開発されたことによる生き物への影響や都会の中の雑木林をなくそうとしていること、温暖化の影響など、現実の光景を見て心を痛めたことも度々あった。私は、自然環境破壊の根本的原因の一つは、多くの人が実際の動植物の姿を理解していないからではないかと感じ、東京近くの多様な生き物の実際を知っていただきたいとの思いでこの本を書いた。(「はじめに」より)