自費出版

玉川上水の世相史 −なぜ悲劇を招く舞台になったのか−

玉川上水は江戸の水道や新田開発を支えた一方、多くの悲劇の場ともなった。教え子を助け殉職した松本虎雄氏、入水心中した太宰治氏と山崎富栄氏、自死した航空自衛隊空将補の山口二三氏。命を落とした人々の背景を振り返ることで、玉川上水の歴史に刻まれた光と影を見つめ直し、悲劇の歴史を忘れず後世に伝える一冊。

著書 月谷歩
出版形式 自費出版
価格 本体 1,000円
タイプ 四六判 並製 102ページ
発行日 2025年2月28日
ISBN 978-4-87751-648-2

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目次

第一章 児童を救おうとして殉職した教員
第三章 航空自衛隊幹部の死と軍都
第二章 太宰治と山崎富栄
第四章 死の川


著者:
月谷 歩(ツキタニ アユム)
一九五七年に東京都南多摩郡由木村(現八王子市)で生まれ、小平市、国分寺市、昭島市など多摩地域で通算六十年近く生活し、現在は国立市在住。会社勤めを退いた後暮らしてきた多摩地域や武蔵野の歴史や風土について学び直している。