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狭山丘陵に河童の住む里川をつくる

「となりのトトロ」のモデルともされる狭山丘陵の北川流域を中心に、身近な自然を守る里川保全運動が市民主導で行われている。なぜ北川で保全活動が発生し展開していくことになったのか、新たな里川づくりの道筋をどう考えていけば良いのかを、市民活動を通してまとめた一冊。

著書 清水 淳
出版形式 自費出版
価格 本体1,000円
タイプ A5型 並製 104ページ
発行日 2024年2月28日
ISBN 978-4-87751-637-6

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目次

I章 昔の里川風景

1.北川のプロフィール

2.里川の原風景

3.里川と河童

Ⅱ章 里川保全のプロローグ

1.北山公園の誕生

2.里川保全運動の始まり

3.八国山の里山保全運動

Ⅲ章 里川の復元

1.新たな市民活動団体の誕生

2.多自然型川づくりと市民プラン

3.市民と市の協働の模索

4.川端会議の誕生

5.自然護岸の復元と魚道の完成

6.社会化された自然

Ⅳ章 北川コモンズを次の世代へ

1.北川コモンズの今

2.未来へと続く物語

著者:
清水 淳(しみず あつし)
1955年生まれ。狭山丘陵の東麓東村山市で育つ。トトロの故郷北山公園一帯の緑の保全とその前を流れる北川の清流復活、遊びの遺伝子を未来へ継承していくことを目指す市民活動団体「北川かっぱの会」代表。法政大学エコ地域デザイン研究センター客員研究員。『狭山丘陵を守った男 フィールドサイエンティスト廣井俊男の軌跡』などの著作がある。