BOOK
中込友美と戦争孤児施設・久留米勤労輔導学園
ー詩を愛し、江渡狄嶺を畏敬した男の挫折と彷徨の旅ー
著書 | 藤井 常文 |
---|---|
出版形式 | 自費出版 |
価格 | 本体1300円 |
タイプ | 四六判 224ページ |
発行日 | 2022年9月27日 |
ISBN | 978-4-87751-620-8 |
戦争孤児施設「久留米勤労輔導学園」。創設者の中込氏の挫折と彷徨の生涯についてまとめた一冊。
戦争によって肉親を失い、行き場をなくした孤児たちを保護した施設については、あまり知られていない。
創設者の中込友美氏が目指したのは職業教育による自立。閉鎖までの4年4か月の軌跡と、文筆家としての顏も持つ中込氏の挫折と彷徨の生涯についてまとめた一冊。
第一章 創設者の戦前期の生活暦と職業遍歴
第二章 久留米勤労輔導学園の創設と「瓦解」
第三章 「瓦解」以後の生活と「自由業」
著者:藤井常文
東京都に福祉職として入都後、35年間児童福祉施設、児童相談所などに勤務。その後9年間、明星大学に勤務。現在、児童相談所で新人児童福祉司の育成にあたっている。