単行本
弘化2年(1845)作の『調布玉川惣畫圖(画図)』(多摩市指定有形文化財・多摩市教育委員会所蔵)。 江戸時代の多摩川を描いたこの絵図が一冊の本になった。
源流域の大菩薩嶺から始まり、往時の多摩川両岸の村落、名勝・旧跡、渡船場、街道、宿場などの沿岸風景が、精緻な筆さばきとあざやかな色彩 で描かれ、江戸時代にタイムスリップした気分が味わえる。 原本は巻物状だが、その絵図部分を23分割し、カラーで掲載。これに地図随筆家・今尾恵介による解説を併せて収録。
多摩川とその流域の昔と今を比較し、多摩川の明日を考えるための歴史資料としても貴重な一冊である多摩川とその流域の昔と今を比較し、多摩川の明日を考えるための歴史資料としても貴重な一冊である